童話館からの配本は、私にも思いがけない出会いをくれる。
私は一度も読んだことがなかった。で、わくわくしながら読んだ。
ビーバーの夫妻にふわふわのあかちゃんがうまれ、ベントリーと名づけられる。そのベントリーがはじめて言葉を発し、初めて木のプレゼントをもらって家を作り、学校へ行き、友達と出会い、大人になり恋をし、結婚し・・・・・孫がうまれ、息を引き取るまで、の一生のものがたり私は読んでるうちになんか、じーんとしてきてしまった。
はじめのほうは、娘たちの成長のことが思い出され、恋をして結婚するころは自分の若いころのことが思い出され、孫との語らいのところは自分もこうありたい、と思い・・・。
そして、おわりごろのベントリーのせりふ
「これまでずっとすてきなくらしをしてきたからね。とうさん、かあさんといっしょにくらせて、すてきだった。おまえやこどもたちとくらせてすてきだった。木をさわってこられたのもすてきだった。どこをとってみても、すてきだったよ。」
ここを読んだら、ホントに泣けた。こういう人生がいい。
たいへんなこともあるけれど、晩年、「どこをとってみてもすてきだったよ」といえる生き方をしよう。
theme : 絵本
genre : 本・雑誌